2021.11.28エアコンの仕組みを解説
エアコンのスイッチを入れると、冷たい風が吹き出して部屋の中を涼しくしてくれます。
内部はどのような仕組みになっているのでしょうか。
どのように冷たい風を出しているのか、解説していきたいと思います。
▼エアコンが室内を涼しくする仕組み
エアコン内部では、下記のような工程で空気を冷やしています。
①室内機が部屋の空気を取り込む
②熱交換器が取り込んだ空気の熱を取り除く
③冷やされた空気を風として室内に戻す
取り除かれた室内の空気の熱は、パイプを通して室外へと排出されます。
■熱を運ぶ冷媒ガス
室内機と室外機をつなぐパイプの中には「冷媒」と呼ばれるガスが充填されています。
この冷媒ガスが室内の熱を排出する役目をしているんです。
冷媒ガスは「室内機」の熱交換器から受け取った「熱」を、パイプを通して「室外機」の熱交換器へと運びます。
「室外機」の熱交換器で「熱」を下した冷媒ガスは、また室内の熱を受け取るためにパイプを通って「室内機」の熱交換器へと向かうのです。
▼エアコンの仕組み上起こりやすい故障
冷媒ガスによって熱が運ばれているため、パイプの破損や劣化によりガスが漏れてしまうと、室内を冷やすことができなくなります。
エアコンがガス漏れを起こしている場合は、エアコンの使用中に霜が付きます。
エアコン内部の熱交換器や室外機のパイプに霜が付いている場合は、ガス漏れが考えられますので、専門業者に修理を依頼しましょう。
▼まとめ
冷媒ガスが熱を運ぶ役目をしているため、パイプが破損しガス漏れしてしまうとエアコンが効かなくなってしまいます。
エアコンの故障やトラブルは、弊社にお任せください。
迅速な対応と適切な修理で快適な空気環境を保つお手伝いをいたします。